あなたは就職活動や転職活動をする時に、書類選考は通るけど、面接で落ちることが多くて、中々希望の会社から内定を取ることができないということはありませんか?
今回の記事では、「どうすれば面接が通りやすくなるのか?」について、現在も都心の企業で採用面接をしているゴタが面接に通りやすいコツを解説していきます。
もくじ
結論
面接は恋愛と一緒です。
まずは絶対にやってはいけない必敗方法を避けることを覚えましょう。
面接や営業テクニックを身みつけておけば今後、生きていく上ですごく役に立ちます。
それは会社員でも自営業でも同じくらい重要なマナーやテクニックです。
そもそもゴタは面接受けたことがあるの?
ゴタが大学生のとき、就職活動している時は「就職氷河期」と言われている時代でした。
なので、面接もいっぱい受けましたし、いっぱい落ちました。
一つの企業に8万人がエントリーをして合格する人数が500人くらいという時代でした。
そして今は面接官をしております。
年に何十人も面接をしますので、面接をする側の気持ちも分かります。
過去に数百人以上を採用してきた中で、それの10倍以上の人の面接をしてきたからです。
世の中には数社受けて絶対内定が取れる人もいれば、30社受けても受からない人もいます。
その2者は何が違うのか?
今回の記事ではゴタなりの面接に受かるコツを紹介していきます。
その前に、絶対に面接に落ちてしまう事をやっている人が多いので、まず地雷を踏まないようにだけして内定確率をアップさせる方法を紹介します。
絶対に落ちてしまう必敗テクニック
汚い
これはもう論外です。絶対ダメです。
清潔感がない(不潔に見える)のは絶対落とします。
「髪の毛ボサボサ」「眉毛ボーボー」「髭を剃ってない」「服がよれよれ」「臭い(タバコ・香水・体臭)」「(なぜか)裸足(足がめちゃくちゃ臭い)」「爪が汚い」「汗臭い」等々、、、
これは一番ダメなパターンです。こんな人と絶対一緒に働きたくないですよね。
面接は恋愛と一緒です。
生理的無理ゾーンに入ると、後は(顔がいい)(性格がいい)(スキルが高い)とかのプラスポイントがあっても絶対不採用です。
そんなこと当たり前じゃーん!!
って思う人もいるかもしれません。しかし、こんな当たり前のことが出来ていない人が意外に多いのも事実です。
会話をしない
面接官からの質問に対して、「はい」「そうですね」だけ・・・みたいな人がいます。
なんでうちの会社を希望されたんですか?
働きたいと思ったからです。
一方的にボールを投げ続けているだけになってしまうので、面接官からしたら面白くありません。
暗い印象を持たれてしまいます。明るく喋れということではなく、
「テストじゃないんだから、人間同士の会話をしよーぜっ!!」
ってことです。
会話が噛み合わないということも、会話をしていないということの一つです。
出身はどこですか?
25歳で、A型です!
とかよく分からないことを言い始めたりする人がいます。聞いたことが返ってこないことは人間同士の会話ではありません。
そして自分本位な人も多いです。まだ面接官が喋っているのに、
ちょっといいですか?
みたいにカブせてくる人もいます。
そういう人に限って話が長いです。こういった聞く相手の立場に立てていない人も意外と多いです。勝手に一人語りしている状況です。
面接官も聞く気が無くなります。面接での会話も恋愛と一緒です。
趣味とかあるんですか?
テニス・・・です
だけ・・・
会話になりません。
なぜ面接でその質問をされているのか?の背景が大切です。
趣味というテーマを通じて、「その人が何を考えているのか?」「それがなぜ好きなのか?」「どんな風に物事を捉えるのか?」「どんな性格なのか?」面接官の質問にはそういう背景があるのです。
自慢をしてほしいとか、自分語りをしてほしいって言うわけではなくて、相手の聞きたいことを察して会話のボールを投げ返すと言うことです。
準備をしていない
「会社のホームページを見ていない」「会社の社長ブログを見ていない」と言う人は面接官に「そもそもウチの会社に興味がないんだな。」と思われます。
面接官に
おぉ!そうか、そうか!そんなにウチの会社で働きたいのか!
って思ってもらえたら勝ったようなものです。
しかし、これも恋愛と一緒で、「この人は、自分に対して本気じゃないんだな。」と思ったら嫌になります。
めちゃくちゃ好きな人が居たら「どんな食べ物が好きなのかなー」「趣味はなんだろう?」といっやような興味を持ったりしませんか?
その情報が対人間だったら色々リサーチすると気持ち悪がられますが、対企業だとホームページに掲載されているのです。
プレゼントとかデートでもちょっとした事を覚えていてくれるだけで、嬉しくなりませんか?
告白された側も、
そんなに私のこと好きって言ってくれるなら試しに付き合ってみようかな。
ってなりませんか?
条件ばかりを聞いてくる
「給料について」「福利厚生について」「休みについて」等、表面的なことばかり聞いてくる人や足がかりにしようとする人は結構多いです。
会社を学校と勘違いしていそうな人や会社に貢献する気がなく、踏み台にする気持ちが透けて見える人。
こういう人も面接官の立場からしたら一緒に働きたいとは思いません。
これも恋愛と一緒です。コンパとかでも、「あなた年収いくら?」「どんな家に住んでるの?」「料理はできるの?」「他になにしてくれるの?」等、
こういう表面的なことばかり聞いていると
あぁ。この人は自分という人を見てくれていないんだなぁ。
って思いますよね。自分の何を見て交際を申し込んできたのか分からないですよね。
とにかくイケメンが好きだから、イケメンがいたらそっちに乗り換えた〜い!
っていわれたら、普通に嫌ですよね。会社の転職面接もそれと同じです。
態度が悪い
よく言われているのが、「姿勢」「足くみ」「のけぞる」「タメ口」「攻撃的な言葉使い」等。
ゴタ自身は敬語を使っていましたが、ずっとタメ口を使ってくる人もいました。
気になってそのことを聞いてみたことがあります。
最初から初対面なのにずっとタメ口で話されておりますが、何か意図があるんですか?
と聞いたら、
いや、私はずっとこれで生きてきたんで・・・
と言われたことがあります。
もう少し、信念とかがあったら面白いと思いましたが、中身が空っぽでした。
でもこれは相手のことを大切に思っていたら勝手に直るものです。
恋愛と一緒で、「付き合ってやってもいいぜ!俺はこんなんだから合わせる気はないぜ!!」
っていう人と誰が付き合うんだ!ってなりますよね。
面接では正しい日本語でなくてもいいので丁寧な言葉を使いましょう。
話の内容が矛盾している
話の内容が矛盾している人は信用されなくなります。
恋愛でも、言ってることが矛盾していると、
なんかこの人、胡散臭い!言ってることが矛盾している!
っていう人は避けられます。
どうしたら面接に受かることができるのか?
まずは上記で挙げた「必敗方法」を避けましょう。
これだけで受かる確率はググッとあがります。
面接の必敗方法
①身だしなみを整えよう
イケメンになったり、美容整形をしようって言ってるのではなく、最低女性から生理的に無理って言われないレベルにしておきましょう。
②面接官と会話しよう
ベースは面接官の質問に答えることが重要になりますが、タイミングをみてこちらからも話題を振ったり、相手が自社(要は面接官)に興味を持っているんだなと思われるような内容の質問がベストです。
自分のアピールをガンガンするというよりは、聞き手に回って会話をしているようなイメージです。
モテる人は話をしっかり聞いてくれる人が多いですよね。
ただ聞いてるってことじゃなくて、会話をしようということです。
会話をしていく中で、聞き手に回るということです。面白くない人は会話が出来ていないことが多いです。
会話はキャッチボールがあるから面白いのです。
面接官側から一方的に会話をしているということはちゃんと会話が成立していないということです。
Siriの方が会話してくれます。
テクニックの一つとして、面接官の人になぜこの会社を選んだのかを聞いてみることは効果的です。
なぜかというと、理由は2つあります。
理由の一つ目は面接官からすると、自分であったり会社に興味を持っていることが伝わるからです。
理由の二つ目は自分からすると、価値観が合わない会社が分かるからです。
面接官が「給料、福利厚生」とか条件ばかりを出してくる会社は辞めておいた方がいいでしょう。価値観が合う会社に勤めた方が絶対幸せになることができます。
面接に受かることが目的ですが、勤め始めてからの方が大切です。
③準備をしよう
相手のことを調べましょう。
具体的には、「会社の理念」「今、どんな人が求められているか?」です。
相手を知らずして、内定が取れるのは、美人かイケメンだけです。
そして、どうでもいい質問をしないことも重要です。
給料はいくらですか?
勤務時間は何時ですか?
残業多いですか?
といったようなホームページを見て準備をしていたら分かる内容の質問をした時点で一発でアウトです。
④将来に期待させよう
今現在、何ができるかも大切だけど、
「自分はこれだけ成長の余地がありますよ。自分を雇うとメリットがありますよ。」
といった期待を抱いてもらえるようにすることが重要です。
企業は即戦力ならもちろん嬉しいけれども、将来性を見ていることが多いです。
⑤紳士的な態度で対応しよう
上から目線で面接に臨むことは絶対にやってはいけません。
⑥嘘をつかない
嘘をつくから話が矛盾するのです。嘘をつかなければ矛盾することはありません。
これも恋愛と一緒です。
実際、男性でも女性でも、異性からモテる人は面接もよく受かります。
この人と付き合いたいと思ってもらえるかどうかが大切です。
残酷な真実
超絶イケメンと絶世の美女は何をしてても受かります。
少々髪の毛がボサボサでも、可愛いなとか、おっちょこちょいだと思われます。
会話が少々出来ていなくても、いるだけで癒されるからいいよって思われます。
準備していなくても、それくらい気にしないよ。
将来性がなくても、今可愛いから大丈夫。
ちょっとくらい態度が悪くても、トゲはそのうち取れるから若いうちはそれくらいで良い。
嘘をついていても、気づかれない。
人は見た目が9割です。これが残酷な真実です。
それらを持たざるものは、武器をたくさん背負いましょう。
まとめ
100%面接に受かる方法はないけれど、100%面接に落ちる方法はあります。
まずはそれを避けましょう。
②会話をしない
③準備していない
④条件ばかりを聞く
⑤態度が悪い
⑥話の内容が矛盾している
②面接官と会話をしよう
③準備をしよう
④将来に期待をさせよう
⑤紳士的な態度で面接を受けよう
⑥嘘をつかない
そもそも、会社の面接で落ちたくらいで落ち込む必要はありません。
世の中には400万社企業が存在します。
400万人いる中で、一人にフラれたくらいで落ち込む必要はありません。
本当に自分がお付き合いしたい相手なら、相手に歩み寄る努力は大切です。
一方で、自分の根っこ価値観から合わない人に無理に合わせたとしても、長続きしません。
だから面接に落ちたとしても安心してください。自分に合う企業は必ずあります。
素敵な人に出会った時に、相手にも素敵と思ってもらえるように人間として成長していきましょう。
ゴタも努力してもっともっと精進していかないといけないなと思っております。