転職虎の巻

第二話 今の仕事続ける?【科学的な適職】Withコロナ時代の職業の選び方

前回の記事でウィズコロナとは、アフターコロナとは、を解説してきました。


今回はやってはいけない職探しの方法を紹介していきます。
転職活動が初心者の方でも分かりやすく科学的な解説も踏まえて書いていきます。

■科学的アプローチで幻想を捨てる

過去に行われた複数のデータを基に大きな結論を出すというメタ分析を活用して適職を調べていきます。
科学的アプローチなので、思い込みや幻想や今の自分の気持ちは捨ててください。
 適職を見つけるのが困難なのは新しい時代で再現性も低く、その上で幻想を抱いてしまっているからです。 

■仕事選びの最大の幻想①(好きを仕事にしよう)

孔子もスティーブジョブズも「好きな仕事を探せ!」と言ってますが科学的にはNGです。
事実として、孔子がなりたかった職業は政治家であったが、結果的に思想家になっております。
スティーブジョブズがなりたかった職業は思想家でしたが、結果的にIT企業の経営者になっております。
他にも好きな仕事で成功している例は少ないです。

 「好きなことを仕事にしている」偉人はいないことを歴史が物語っています。 
ナポレオンは元々小説家になりたかった。
ゴッホは聖職者になりたかった。  とかですね。

そうなんです。歴史上の偉人だって好きを仕事にできていないんです。

ここからは科学の話題です。

下記の2種類のパターンでの研究データがあります。

「好きなことを仕事にしたいタイプ」=適合派
【結果】
長続きしなかった。
【理由】
原因としては好きだから理想が膨らんでいって、やりたくないタスクをやらなくてはいけない状況に陥った場合や不服なポジションに配置された時に膨らんでいた期待が崩壊するからです。

「仕事を好きになりたいタイプ」=成長派
【結果】
長続きした。トラブルに強い。
【理由】
 努力をしたからこそ、その仕事に対して情熱を持てるからです。 
注いだリソースの量が情熱を生んでいくのです。
自分が費やした時間が気持ちの強さを生み出します。
その考え方を グロースパッション(成長する情熱) と言います。

全力副業リーマンゴタ

僕はこの仕事を天職にするぞっ!

っていうマインドです。

なので、「好きなことを仕事にしたい!」という幻想は捨ててしまうことをオススメします。

■仕事選びの幻想②(お金で選ぶ)

月収が今の仕事の2倍貰えるならその仕事に就きたいですよね?
でもそれも科学的な適職ではないとされています。
 実は給料と満足度の相関関係も科学的には「r=0.15」と証明されております。 

 給料と満足度はほとんど関係ないということです。 
年収400万円〜500万円以上の人の幸福度アップは年収UPでは難しいとされています。
要するに年収400万円の人が次年度から2倍の年収800万円になったとしても決して幸福度はあまり上がらないということです。
さらに年収800万円を超えるとさらに年収がUPしたとしても幸福度はほぼ変わらないとされております。

だから、給料がいいからという理由で転職をすると幸福度はほとんど変わらないので、結局辞めてしまうという事例も少なくありません。

全力副業リーマンゴタ

確かに給料はいいかもしれない、、、でも本当にその企業に転職して、あなた幸せになれんですか?あなたはその会社で輝けますか?そこはよく考えた方がいいですよ。。。

ということが科学的に証明されています。

■仕事選びの幻想③(伸びる業界や業種)

全力副業リーマンゴタ

この業界は伸びるぞっ!

全力副業リーマンゴタ

この業界はオワコンだっ!

っていう話しよく聞きますよね?
だけど実は、どんな専門家でも伸びる業種なんて分かりません。

伸びる業種の判断ができない科学的根拠
ペンシルベニア大学の1984年から2003年までの約20年間のデータで、学者や専門家が3年から5年後に「この業種は伸びる!」「この業種は下がる!」っていう予測をする研究をしていました。
 しかし、結果的には的中率は約50%でした。  
ようするに専門家も教授も素人と同じ「伸びる」「下がる」の2言論を繰り返していたということです。 

その上で今コロナが発生するとか誰が予測できましたか?

予想外が起き続けるのが当たり前の世界経済なので伸びる業種に乗り換えれば大丈夫なんて考えが間違えています。

■仕事選びの幻想④(楽かどうか)

みなさんは給料が変わらないのであれば「激務」と「楽な仕事」だったら絶対「楽な仕事」を選びたいですよね。
楽な仕事っていいですよね!自分の意見が通って、みんなが素直に指示を聞いてくれて。。。

 しかし、楽な仕事でも幸福度は上がらないと科学で証明されています。 

実は 「適度なストレスこそが幸福に必要不可欠」 なんです。
力不足や役不足。そういう言葉って聞いたことありますよね?

自分ができない仕事なのにすごい大きな仕事を任せられたら不安でしかないですよね。
逆に、スキルがすごい高い人が難易度の低すぎる仕事を任される場合も退屈でしかないのです。
 単純な作業を繰り返すことによって人間の脳は無気力になるとプログラムされています。 

例え
「一つのスイッチを9時から18時まで5分おきに押してね!」
っていう仕事って退屈ですよね?
そうなると人間は無気力になってしまいます。

なので、丁度いい忙しさの仕事が適度なストレスであり、「楽かどうか」で仕事を選ぶことは幻想です。それはあなたにとっての適職とは言えないでしょう。

次回は適職の選び方を科学的観点から紹介していきます。

それでは皆さん、これからも資産を爆発的に増やしていきましょう!!

ではまたっ!

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