ブラック企業から倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させて、ぬくぬくサラリーマンブロガーをやっているゴタが転職エージェントの選び方と最も効率の良い活用方法使い方を解説していきます。絶対に守ってほしいルールも3つあるのでそちらも参考にしてください。
もくじ
転職エージェントとは?
一言で言うと、無料で我々転職者に転職活動を、サポートしてくれる会社のサービスのことです。
転職エージェントを正しく使い倒すための秘訣を3選
②複数者で比較する
③転職の軸を明確に伝える
これだけは絶対に覚えておきましょう。
しかし、これだけでは納得感が薄いと思いますので、さらに深掘りして紹介します。
・そもそも転職エージェントとはなんなのか?
・転職エージェントを活用することによってどんなメリットデメリットがあるのか?
この2点を詳しく分かりやすく解説していきます。
転職エージェントとは?
冒頭でもお伝えした通り、無料で我々の転職活動をサポートしてくれるサービスのことです。
今、列挙した会社はどこも大手の企業なので、一度は名前を聞いたことがあると思います。
実は大手企業以外にも4〜5人くらいで経営している小さい企業も含めれば、なんと日本全国に転職エージェントって約2万社もあります。
ファミマの店舗数くらいの膨大な数が存在します。
たくさんある転職エージェントは何をしてくれる会社か?
我々転職者の立場からすれば非常にお得なサービスです。
登録だけすれば無料で1円も払うことなく、あなたの為に担当者が一人ついて、面談をしてくれます。
その面談で
あなたは、どんな会社に入りたいのか?
という希望と
あなたは、どんな仕事ができるのか?
というスキルの確認をしてくれて、あなたにマッチした求人を紹介してくれます。
さらに、自分で行うのが面倒な面接の日程調整や面接対策、給料の交渉や入社日の条件交渉もしてくれる、そんなサービスです。
転職エージェントは、なぜ無料でここまで親切にしてくれるのか?
それはとてもシンプルです。
転職者からはお金を取らずに、採用する企業側から大きな金額を受給しているからです。
転職エージェントの会社は、人材を募集している企業側からすれば、
〇〇な人材がほしいんだよね〜。
とリクエストしておけば、その希望に沿った人材を紹介してくれるようなサービスです。
この人材募集を転職エージェントに依頼した会社側は良い人材が見つかって、その人を面接して最終的に内定を出してから、成果報酬として転職エージェントにお金を払うという仕組みになっております。
大体の相場は転職した人の年収の3割くらいと言われているので、仮に年収500万円の人が転職したのであれば、約150万円の報酬が転職エージェントに入ります。
なかなか大きい金額が動くビジネスモデルなのです。
ここまで紹介した中で、必ず覚えてほしいことは、転職エージェントは、無料でサポートをしてくれるありがたい存在ではありますが、もちろんボランティアで事業をしている訳ではなく、我々転職希望者をサポートしてどこかの会社に入社させて成果報酬を得るという仕組みになっていると言うことです。
そんなビジネスモデルを把握しておくと、今からお伝えする転職エージェントを利用する上でのメリットとデメリットも理解しやすいです。
転職エージェントを利用するメリット
②転職活動でラクができる
③非公開求人も教えてもらえる
①転職について相談ができる
ゴタの経験ですが転職する時は周囲に転職経験者が多くいなかったため、相談相手が見つかりませんでした。
そんな孤独な戦いを強いられる中で、転職エージェントは親身に相談に乗ってくれます。
しかもプロフェッショナルとして何人もの転職をサポートしてきた人たちですので、友達や親や会社の同僚よりよっぽどタメになるアドバイスをしてくれます。
②転職活動でラクができる
・面接対策
・日程調整
・条件交渉
上記のような面倒な作業の一部を自分の代わりにやってくれるので、転職エージェントを利用した方が一人で転職活動を進めるよりもラクができます。
③非公開の求人情報を教えてくれる
この世の中には一定数「非公開の求人情報」というものが存在します。
なぜ「非公開の求人情報」が存在するかというと、企業側からすれば求人募集を出したところで、その会社の今後の戦略がライバル企業にバレてしまうことを恐れているからです。
さらに、好条件を出すことでより良い人材を厳選したいのに、条件が良いので冷やかしみたいな応募が殺到してしまうことを恐れるといった背景があるので、非公開求人というものが存在します。
ゴタが転職した際も転職エージェントによる非公開の求人募集からの紹介でした。
そんな背景があるので、いつも人材を紹介してくれる転職エージェントにだけ情報を流すようなことをしているので、普通の転職サイトには絶対上がってこないような、非公開の求人情報にアクセスできるということも転職エージェントを利用する大きなメリットの一つです。
転職エージェントを利用するデメリット
もちろん転職エージェントを利用すれば全て上手くいくとも限りません。
特に名前も知らないような中小企業の転職エージェントは結構危ないので要注意です。
日本には約2万社も転職エージェントの会社がありますので、成果報酬しか頭に無いようなマジでヤバい会社は一定数存在します。
転職エージェントの会社は転職希望者を求人を出している企業に入社させて成果報酬を得るというビジネスモデルですのでヤバい転職エージェントの会社に申し込んでしまうと、「内定が出やすい企業を紹介されたり」「入社を焦らされたり」といったような事態に陥ります。
このデメリットを業界のビジネスモデルも含めてよく理解しておかないと、いつの間にか自分の転職の軸や希望条件が蔑ろにされ、転職エージェント側だけが得するような、内定が取りやすいブラック企業に無理やり押し込められてしまうなんていうことになります。
ここまでの内容まとめ
- 転職エージェントとは何か?
- 転職エージェントのビジネスモデル
- 転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントを利用するデメリット
について紹介してきました。
ここからは、どうすれば転職エージェントに使われるのではなく、こちらが使い倒せるのかについて秘訣を解説していきます。
転職エージェントを使い倒す秘訣
- 大手エージェントに登録する
- 複数社で比較する
- 転職の軸を明確に伝える
以上の3つを意識して転職エージェントを活用しましょう。
①大手の転職エージェントに登録する
もしあなたが、ニッチな業界やベンチャー企業の役員を狙いたいみたいな特殊な転職活動をしたいのであれば、ゴタもやったことがないのでアドバイスが難しいです。
しかし、ゴタがオススメするような「純粋にホワイト企業に転職したい」といった一般的な転職活動をするのであれば、特殊な中小の転職エージェントを使う必要はありません。
なぜ中小企業の転職エージェントを使う必要がないのか?
転職エージェントの質は、どれだけの求人案件数を持っているかで決まるからです。
そうなると、大手がたくさん求人案件を持っていることは間違いありません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビ
- type
これらの大手企業は圧倒的に持っている求人案件数が多いです。
中小企業の転職エージェントは「ウチは〇〇業界に強い!」と言っている企業はありますが、大手の転職エージェントの企業はどの業界の転職案件も持っているので、そこを気にする必要はありません。
逆に「ウチは〇〇業界に強い!」と言っている転職エージェントの企業は「〇〇業界の求人しか取り扱いがない!」とアピールしているようなものです。
さらに、大手の転職エージェントの会社は企業の看板や評判を守らないといけないという義務感が強いというところも長所です。
インターネットで情報が出回ってしまう世の中で、悪どい怪しい転職エージェントがやっているような「ブラック企業への嵌め込み」みたいなことは絶対できません。
そいう意味でも大手転職エージェントを選ぶことは安全です。
②複数社で比較検討する
これも絶対にやってください。
大手転職エージェントの企業は求人数も多いし、担当者の質が平均して高いのも事実ですが、たまに運が悪いと全く仕事ができない担当者に当たってしまうケースもあるからです。これは仕方ないことです。どこの会社にも、ものすごく仕事ができる人と、あまり仕事ができない人がいるのと同じように、大手の転職エージェントの担当者にも当たりハズレがあります。
なので大手転職エージェント会社を2〜3社は必ず登録しておきましょう。
会社というよりも、あなたと転職エージェントの担当者の相性を確かめておいてください。
大手の転職エージェント企業であれば持っている求人案件数はそこまで大きくは変わりません。
なので、担当者とのコミュニケーションが円滑な会社を選ぶことをオススメします。
転職エージェント側からも
うち以外の転職エージェントを使っていますか?
と質問されることがありますが、そこは堂々と
はい!使っています!
と答えておきましょう。
比較して検討していることをアピールすることは大切です。
どのこエージェントと組んで話を進めるかはまだ決めていないので、よく対応してくれる転職エージェントと話を進めていきたいです!
ということをアピールしておきましょう。
転職エージェントに良い仕事をしてもらう為には適度なプレッシャーをかけていくことがオススメです。
一生懸命対応してくれる転職エージェントさんと一緒に転職活動がしていきたいと思っています!
というようなことは明言しておきましょう。
③転職の軸を明確に伝える
あなたが今回の転職で何を実現したいのかを転職エージェントとの面談で明確に伝えましょう。
私はどこに転職すれば良いでしょうか〜?
みたいな姿勢は絶対に避けてください。
転職エージェント担当者に完全にナメられて、さらに担当者のやる気を失くさせます。
転職エージェントはあなたの転職が決定した後に報酬が貰えるビジネスなので、これから面接を通過させないといけないのに、
「なぜ自分が転職したいのか?」
「今回の転職で何を実現させたいのか?」
という超基本的な考えさえまとまっていない人は、転職エージェントから見れば
高い確率で内定が取れないだろう・・・
と思われてしまうからです。
つまり、一生懸命求人を探しても、面接対策や職務経歴書の書き方を指導しても、無駄な仕事になってしまう可能性が高い案件だということです。
そうなると転職エージェントのサポートパフォーマンスは格段に落ちてしまいます。
転職エージェントの担当者はあなたの友人でも保護者でもありません。単なるビジネスパートナーです。
なので最初の面談から
私には時間をかけてサポートする価値がありますよ!
と転職エージェントに思わせないといけません。
そのアピールポイントとして一番重要なことが「転職の軸」を明確に伝えることなのです。
「転職の軸」とはあなたが転職をするにあたって、実現させたい最優先事項のことです。
「転職の軸」=転職で実現させたいことの優先順位
を明確に伝えることができれば、転職エージェントが紹介してくれる求人案件もあなたの要望通りのものが並ぶはずです。
転職の軸を明確に伝えているにも関わらず、あなたの要望とは全く異なる入りやすそうな会社ばかりを紹介してくる転職エージェントはハズレの担当者なので即切ってください。別の転職エージェントに乗り換えましょう。
ただ、最初の面談であなたが転職の軸を明確に伝えられていないのであれば、要望通りではない求人を紹介されても仕方がありません。
希望とは全く違う求人を紹介される時間はあなたにとっても転職エージェントにとっても無駄な時間でしかありません。
面談を通してあなたの転職の軸を明確に伝えることは、転職エージェントを使い倒す秘訣です。
無料で仕事を依頼する中で、「我々転職者の最低限のマナー」だということを覚えておきましょう。
まとめ:転職エージェントを使い倒せ
転職エージェントとは、無料で転職者の転職活動をサポートしてくれる会社のサービスのことです。
無料で、面接の日程調整・面接対策・給料交渉・入社日の調整をサポートしてくれますし、非公開の求人情報を出してくれます。
そのような様々なメリットがある一方、我々転職希望者が入社したことで売上が発生するというビジネスモデルの為、悪質な転職エージェントを利用してしまうと入りやすそうなブラック企業に押し込められてしまうような恐ろしい事態に陥ってしまう可能性もあります。
そんな怖い事態に陥らない為にも、準備はしっかりしておきましょう。
②複数社で比較検討する
③転職の軸を明確に伝える
この3つのルールは必ず守るようにしてください。
そうすることによって転職エージェントはあなたの転職活動をサポートする心強い味方になってくれるでしょう。